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小学校低学年でオーディオの世界に魅了されて40年。初めて聴いた2チャンネルステレオの音は衝撃的でした。その臨場感に、今までのモノーラルの音とはあきらかに別次元のものだと…。しかし、当初からこのステレオには欠点が多いとも感じていました。モノーラルからステレオへの進化は、真ん中で聴こえるものだけでなく、全ての音源を左右のスピーカーで合成しなければならない状況をつくり上げてしまいました。従って全ての再生音は部屋の影響を大きく受け、真ん中で聴くリスナーに最悪の再現性をもたらしたのです。

同心円の線がアタック音(音波)の到達を示すとしたら、(図A)のリスニングポジションは、2本のスピーカーをどのように配置しても、両スピーカーから届く音波の谷間が最も深い部分であり、アタック音の到達が遅いため、再現された再生音は、アタック感の弱い生気を失いがちなものになってしまうのです。しかも、左右にわずかでも頭を振ると、真ん中の音源は少しではあっても、定位が不安定になります。そこで試行錯誤を繰り返し、世界初(2009年11月現在)のステレオ用センタースピーカーシステムをつくり上げました。



(図A)ステレオで起こる音の到達の差
 



(図B)トリニスターが創り出す音質効果